弊誌連載の1コーナー「スマホアプリ今日の1本」では、今年も多種多様なモバイル用ゲームアプリを紹介してきた。

 ストアの状況はといえば、Free to Playのアイテム課金制モデルを採用したタイトルがやはり主流で、「パズル&ドラゴンズ」や「モンスターストライク」、また「LINE:ディズニー ツムツム」や「グランブルーファンタジー」などのセールス上位を占める基本無料タイトルが業界を牽引するという風景は今後も続くことになりそうだ。

 しかし今年は一方で、小規模ながら「1つの作品として見せる」ゲームを有料で配信する、というタイトルにスポットが当たる機会も増えてきたように思える。これらのタイトルはいわゆる「買い切りモデル」で、ダウンロード時に金額を支払う代わりに、例外を除いてほとんどのタイトルで追加課金が発生しない。

 買い切りモデルのタイトルは以前からあるが、今年は特にクオリティ面で「これは」と思えるものが多くあった。そこで今回はあえて有料ゲームアプリに的を絞り、「“コスパに優れた”有料ゲームアプリ特選」として、優秀作をご紹介したい。

 基本無料タイトルに比べるとダウンロードのハードルが上がりがちな買い切りアプリだが、中には「これはコストパフォーマンス(コスパ)に優れている! 値段以上の価値があるので買い!」というものも確かに存在する。いずれもモバイル担当の記者が実際にプレイしてオススメしているので、今後のゲーム選びの参考にしていただければ幸いだ。なお掲載されているアプリの価格は、原稿掲載時点でのものとなっている。

  マビノギ  RMT